ヨーロッパでの小麦粉の話![強力粉?薄力粉?]
今日はお料理ネタ。
日本でいう、「薄力粉」「強力粉」
こちらではどんな風に見分ければ良いのでしょうか?
自分のやっているやり方ですが、ご紹介します。
そもそも日本の小麦粉の種類って?
グルテンの強さで分類していて、タンパク質の含有量に差があります。
・薄力粉はタンパク質8.5%以下
・強力粉は12%以上
そうすると、粉の成分表の「タンパク質」量を見れば目安になりますね。
タンパク質を表す単語
・英語
protein
・ドイツ語
protein, Eiweiß
・フランス語
proteine, protide, protéine
・オランダ語
eiwit
だいたい裏面や側面に成分表があるので簡単に確認できると思います!
ヨーロッパでの小麦粉の分類
日本ではグルテンの強さ(タンパク質量)ですが、ドイツやフランスではミネラル(灰分)量で分類!
ドイツではtype 405 - 1800までの数字、
フランスではtype 00 - 150の数字で表現されるとのことです。
Type 45 なら、袋の表面に「T45」のように表記されていたりします。
なお、オランダでは分類の考え方は見つけられず…
現地の方のブログなどをみると、あまり種類がなく、基本的に日本でいう中力粉くらいのものが売られているそうです。
ドイツの分類では
薄力粉 Type 405
強力粉 Type 550
フランスの分類では、
薄力粉 Type 45-55
強力粉 Type 65-80
くらいが目安。
小麦粉を探す際は、「たんぱく質の量」や「Tと数字」があるか見てみてくださいね。
ルクセンブルクには近隣諸国のものがさまざま入り混じっているので^^;
ちなみに今我が家で強力粉として使っている小麦粉。
成分表ではタンパク質11%
強力粉の基準には少し足りませんが、問題なくパンやナンを焼くのに使えています♩
今日は小麦粉の選び方についてのお話でした♩