海外駐在妻の食べログと美容ブログ@ルクセンブルク

ヨーロッパの小国ルクセンブルクでの生活。美味しいものとお酒が楽しみ!美容とダイエットにも日々精進しています!

ルクセンブルグでロックダウン②生活編

こんにちは。

 

前回の記事でルクセンブルグでのロックダウン、規制の内容などをご紹介しました。

今回は我が家の生活ぶりや気持ちの変化など、もっと個人的な話になります。

※情報は執筆時(2020/5/4)時点のものとなります。

 

前回記事はコチラ↓

 

emuinlux.hatenablog.com

 

 

ロックダウンは意外と平和

我が家では、買い出し、家の付近の散歩以外全く外出していません。

以上(完) という感じですが…

 

強制力をもって行動を制限されているのは、精神的にはプラスに感じます。

自己判断で行う自粛は個人差があるし、その人の意識・仕事や家族などの環境次第で自粛の度合いにはどうしても温度差ができます。

 

実際、ロックダウン前は行動にかなり個人差があり、対人関係でも「気にしすぎ/しなさすぎでは?」というようなストレスを感じることも。

周りの人がどれほど気を付けて暮らしているか全くわからないので、出かけた際にも「隣にいるこの人は大丈夫なの?」と不安に感じていました。

強制的に全員が外出や行動を制限されたほうが、精神的には平和に感じます。

 

 

 

 

スーパーは品薄ではない

現在出かけるといえば食材・日用品の買い出しくらい。

スーパーには十分な品物があり、買い物に困ることはほぼありません。

品薄と感じるのは、マスクとハンドソープ くらい。

 

最近マスク着用が義務化されましたが店頭ではたまに見かける程度です。

個人的には週に1回程度の外出(買い出し)頻度で、布マスクも使っているのであまり困ってはいません。

 

ハンドソープはここ1か月半、ずーっと品薄な印象。棚がガラガラだったり、たまにいくつかの銘柄がどかっとあったり。

 

ロックダウン発表直後のスーパーは品薄、というかほぼ何もありませんでした。

生鮮食品、パスタや缶詰などの保存食、冷食、ほぼすべての食品が空。

日用品、紙類もガラガラ。

特に食品が消えるというのはかなりショッキングでした。

その後数日でスーパーの品物は復活し、ひどい品薄状態はすぐに解消されほっとしました。

 

品物は十分量ありますが、買い物は時間がかかります…

入店人数制限があるため、お店に入る前にまず並び…

買い物頻度が下がり、一回に買う量が通常よりも多くなるのでお会計にもなかなかの時間が。

買い出しデーはなかなか大変です。

 

コロナ禍のメンタル

健康、仕事、生活、さまざまな不安に襲われるコロナ禍の生活。

私が一時病んでしまったのが、日本にいる両親への心配が行き過ぎてしまったこと…

 

3月終わりころ、ルクセンブルグ含む欧米ではみるみる感染者が増え、ロックダウン下でみんなが我慢をして、何とか落ち着くのを待っている状況でした。

そんな中で特に対策もとらず日常を送る日本の様子をみて、とんでもない事態になってしまうのではないかと不安が爆発してしまいました。

 

人の移動も制限がなく、お店、イベント、満員電車も通常通り… 

大都市で感染爆発し、地方へ移動しウイルスが全国へ拡散するのでは。

田舎に住む両親も危険。

いい年だし感染したら重症化してしまうかもしれない。

ここから急いで日本に帰っても、帰国者は2週間隔離ですぐ病院に駆けつけることもできない。そもそもコロナで重症化した患者は人に会えない。

親の死に目に会えないかもしれない。

 

ニュースやSNSを見まくっては怒ったり泣いたり、両親にも「とにかく家にいて、かからないよう、うつさないよう行動して欲しい」と超長文メールを送るなど(電話だと、子供が邪魔をして真面目に話せない…)

自分自身の生活より、日本にいる両親への心配にかなり支配されていました。

 

 

 

 

4月に緊急事態宣言が出され、様々な決まりが整えられてきたり、人々の意識も高まってきたように思います。

はじめは「心配しすぎだよ」と言っていた両親も真剣に捉えてくれるようになり。

もちろん事態が良くなっているわけではないのですが、自分の行き過ぎた心配、不安も落ち着いてきました。

 

両親とは毎日連絡をとり、頻繁にビデオ通話もして孫の顔を見せています。

暇つぶしに付き合うくらいしかできないけど、とにかくどうか、家にいて…という気持ちです。

 

今は自分にはコントロールしようがない領域まで思い悩むことはやめ、自分にできる範囲で自分・家族の健康を保つことを第一に考えています。

ニュースやSNSの見過ぎは控える。

家族とコミュニケーションをとる。

適度な運動、食事、十分な睡眠をとる。

できるだけストレスを避け、みんなで機嫌よく過ごす。

そんなことを意識して暮らしています。

 

コロナ禍ではもっともっと大変な方がたくさんいて、自分たちなど平和な方で、のんきなものです。人々の生活、命を守り働いてくださっている方々に感謝。できるだけ家にいて、ウイルスの拡散を防いてくれている方々に感謝。

むやみやたらな心配で心を病んでる場合じゃないのです…。

最近は日常に小さな楽しみをみつけつつ、心と体の健康を保っています。

 

 

コロナ禍での楽しみ

自分の場合は

・新しい食材やレシピにチャレンジ

・お菓子作り

・子供のおもちゃを工作

・美容(買い置きと、スーパーで買える範囲の新入りで)

・宅トレや散歩で運動

くらいです。

 

いろいろと頑張って生活を充実させたり、達成感を感じるのはもちろん素敵なこと。ただ疲れたりイライラするくらいなら、それはやりすぎで…。自分と家族、心地よいバランスを失わないよう、注意しています。

今はとにかく健康が第一。

ストイックになりすぎず、ゆるく楽しんでいます。

 

 

 

 

最後に

コロナ前後で世界は一変してしまいました。

急激に事態が好転することもないでしょうし、長いこと付き合っていく問題になるのでしょう…

心配すぎず、能天気すぎず…適度なマインドで健康を保っていきたいと思います。

 

今日はロックダウン下で暮らす一般市民の気持ち、という感じでした。

 STAY HOME、STAY HEALTY !